ウクライナのヘルソンの自閉症の親団体からのメッセージ

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ウクライナのヘルソンの自閉症の親の団体「自閉症、特別な宇宙」の窓口役のユリアさんからの大変な状況のメールです。

要約してお伝えします。

ユリアさんからのメッセージ

私は12月24日に友人や他の人たちと「クリスマスの氷上劇」を見に行く予定でした。

息子のグレブ(15歳の自閉症)は友達にも会えるので、この日、ずっと楽しみにしていました。

ところが、その朝、ヘルソンにいる母の友人(以下彼女)が家に直撃した爆弾で亡くなってしまったとの電話があったのです。

彼女は55歳でした。

彼女の娘と孫はキエフに住んでいましたが、戦争が始まった時、イギリスに疎開していました。

私も彼女とは知り合いでした。彼女からは占領下のヘルソンでの危険や心配事、問題などを知りました。ロシア人が仕事を紹介した時、彼女は同意しませんでした。肉や牛乳、他の食料品を買うお金さえないこともあったのです。庭の花の写真を母に送ってくれました。手作りのおいしいイチゴジャムのプレゼントを約束してくれました。

でも、彼女は亡くなってしまいました。

私は以前に彼女に頼まれてイギリスに疎開している彼女の娘さんに、「お母さんは大丈夫だよ、心配ないよ。」と伝えました。

いま、母親の死を娘さんに伝えなければなりません。それがどれほど難しいか、私には説明できませんでした。

伝えた時、娘さんは泣き叫びました。私はつらくて震えました。

その時、私はグレブとはコンサートに行く約束でした。

グレブがクリスマス劇を見ている間、私は、ヘルソンの街の中心部の写真を見ていました。

生産農家市場の通り、地面に横たわって死んでいる人たち。 私は涙が止まりません。

周りの人たちは楽しそうに劇を見て、子供たちは笑顔なのに、私はそんな気持ちにはなれませんでした。

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