タイトル | : Re: 自閉症の方と一緒に過ごして思ったこと |
投稿日 | : 2020/05/25(Mon) 10:59 |
投稿者 | : サラダ |
野獣先輩様
普通のクラスに通っていて、本人が困ることは学力だけではありません。
特別支援学級には2種類あり、学力に遅れがない方で配慮が必要な方
用のクラスと、学力に遅れがあるので、その子に合わせてわかりやす
く教えてくれるクラスの2つです。
何でも、みんなに合わせなければいけないというのは大変です。
野獣先輩さんは、どんなことでもみんなに合わせて行動していますか、
他の方が嫌がること、傷つくことを言いませんか。
人には、学力以外にもいろいろな違いがあり、みんなと一緒ではう
まく行かず、トラブルになってしまい、勉強に力が入らなくなって
しまうこともあります。最近は、このようなことにも配慮して、学
校が運営されています。
>特殊学級や特殊学校へ送られる
この言葉は、差別用語です。他の人を差別するようなことを言う
方は、自分が上にいるような気持ちになるかもしれませんが、
多くの人は、そのような人を立派な人だとは思いません。
現在は、特殊学級という言葉もありません。特別支援学級、特別
支援学校です。
人はみんな違います。だから、普通のクラスにいても、一緒に学ん
でも成績はバラバラです。みんなと同じように教えるクラスでは、
物足りない人もいますし、もう少し丁寧に教えてくれればわかる
のにという子どももいます。
一人一人に配慮して教えてくれれば、どの子どももさらに伸びる
かもしれませんが、残念ながらそれでは先生が沢山必要になり対
応できません。
でも、一人一人に応じた支援をすることで、その子どもさんが成
長し、自立する力を高めることができるのであれば、それは大き
な意味があります。だから、子どもの持っている可能性を引き出
し成長させるために支援を行うように、特別支援学級や特別支援
学校が作られました。