世界自閉症啓発デーの取り組み
毎年4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」です。
日本自閉症協会は厚生労働省および関係団体と協力して「世界自閉症啓発デー・実行委員会」を組織して、「自閉症」について広くご理解をいただくよう取り組みます。
また、4月2日〜8日を発達障害啓発週間とし、「自閉症」だけではなく、「発達障害」と合わせてご理解をいただくよう取り組みを進めていきます。
当協会は「世界自閉症啓発デー・実行委員会」に加えて全国各地の自閉症協会とも力を合わせ、各地においてさまざまな取り組みを展開いたします。
こちらから公式サイトをご覧ください。
日 時:平成24年4月7日(土) 10:00〜16:30
場 所:灘尾ホール(東京都千代田区霞が関3-3-2)
テーマ:『私たちの育ちを信じて!愛して!』
内 容:
(1)式典
(2)シンポジウム
・テーマ「私たちの強みと生きにくさ」
・シンポジスト:当事者、保護者、福祉分野に関わる支援者
(3)被災地からのその後の報告
・テーマ「3.11当事者と家族の現実!」
・現地報告:宮城県・茨城県・福島県
・支援者報告:医療・教育・報道から
(4)当事者によるアート&ミュージック
・テーマ「輝く明日へ」
(5)宣言「世界自閉症啓発デー2012」
定 員:500名
※参加の申し込みの受付は、2月中旬より開始します。
日時:平成24年4月2日(月) 18:15〜
(2)パネル展示
日時:平成24年3月23日(金)〜4月8日(日)
※ 現在表示している内容は、昨年の取り組みです。
■ 世界自閉症啓発デー 公式サイト
■ 世界自閉症啓発デー(4月2日)の発足に寄せる
潘基文国連事務総長メッセージ
■ 国連広報センター プレスリリース(事務総長声明やメッセージ等)
日本発達障害ネットワークでは関係団体とともに、4月2日の世界自閉症啓発デーの制定の機に、4月2日からの一週間(4 月2 日〜8 日)を、国内における「発達障害啓発週間」とし、発達障害について、広く国民の皆さまに知っていただくことにより、発達障害のある人とその家族への理解と支援の輪が広がるよう、「発達障害の支援を考える議員連盟(超党派による国会議員137 名が加盟)」や国及び地方公共団体とも連携し、全国各地の発達障害のある人やその家族や支援者の皆様に呼びかけ、各種のイベント等を展開します。
まず初めに,先月日本を襲った災害から復興されている,日本政府及び日本の皆様に対する私の連帯感を表明いたします。
世界自閉症啓発デーがこのように記念されることは,日本が,過去数週間におきた痛ましい出来事にもかかわらず,この重要な問題に関して取組を進めていることの証しです。
皆様は、自閉症の人々に配慮するからこそ,本日のこの日に思いを一つにしておられます。その人々の直面する課題を理解しておられます。そしてその解決方法を見いだす決意をされています。
これは国連にとって非常に重要な問題です。そして,個人的なことを申し上げれば,私の家族にとっても重要です。私の妻は,自閉症啓発のための国連アドボケートの一人です。私は,彼女の活動を誇りに思い,私自身も皆様にご挨拶できるこの機会に感謝しております。 我々の共通のゴールは,普遍的な人権を,自閉症の子どもと人々を含む,障害を持つ人々にとって,現実のものとすることです。
自閉症の人々は,しばしば,そのニーズに対して十分な支援を得られず,差別に耐え,さらに虐待を受けることさえあります。これは看過できることではありません。自閉症の人々は,最大の敬意と配慮を受けるに値します。これは倫理的な義務です。そして,我々が共有する社会に対して,彼らが最大限に貢献できるようにする最良の方法なのです。
世界自閉症啓発デーは,関係する全ての人々に手をさしのべ,より包容し(inclusive)配慮する(caring)世界をつくるための,重要な機会です。
この取組は,我々全てを豊かにするものとなるでしょう。自閉症の子どもを持つひとりの母親が言いました。「私の娘は長い道のりを歩いてきたが,私も長い道のりを歩いた。」我々はともに,普遍的な人権を実現し,自閉症の子どもと人々のもつ大きな可能性を実現する道を,歩もうではありませんか。
<第1回 世界自閉症啓発デーの時のメッセージ>
世界はきょう、第1回の「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)を迎えました。私は、カタール国が先頭に立って推進したこの重要なイニシアチブをたたえるとともに、発育障害を抱える子どもたちに関する啓発活動にリーダーシップを発揮されたシェイカ・モーザ・ビント・ナサ・アル・ミスネッド・カタール首長妃殿下に対し、称賛の拍手を送りたいと思います。妃殿下のビジョンとイニシアチブは、アラブ地域だけでなく、全世界で障害を抱える子どもたちとそのコミュニティのエンパワーメントに大きく貢献しています。
国連はこの日、障害を持つ人々の権利と福祉を守るという決意を再確認します。この決意は、万人の普遍的人権という国連の基本理念に根ざすものです。国連ファミリーはその創設以来、発育障害を持つ子どもを含む障害者の権利と福祉を推進してきました。世界人権宣言が採択60周年を迎え、しかも2006年に国連総会で採択された「障害者の権利に関する条約」の発効が期待される2008年に、「世界自閉症啓発デー」が発足したことは、特に意義深いといえます。
障害を持つ子どもたちの普遍的人権の推進にあたり、将来のコミュニティの一員として、国民の一人として、また、国際社会の正式な一員として、こうした子どもたちが活躍できるような環境の整備に全力を尽くそうではありませんか。決意や創造性、そして希望を持って毎日、自閉症に立ち向かい続けている子どもたちとその家族の勇気に、敬意を払おうではありませんか。そして、そのエンパワーメントとニーズへの対応に今すぐ取り組むことで、将来の子どもたち全員がより広く参加し、能力を発揮し、権利を行使できるような社会を作っていこうではありませんか。
細川 律夫 厚生労働大臣メッセージ
「第4回世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せて」
東北地方太平洋沖地震により被災された皆様方に、心からのお見舞いを申し上げます。国民の皆様には、被災地に向けて多くの御支援をいただいていることに対して、心から感謝を申し上げます。
現在も被災地では多くの住民が避難所での生活を強いられ、不安な日々を過ごされている状況にあります。その中には、自閉症をはじめとする発達障害のある方も含まれ、生活環境の変化への対応などの面で、より困難で厳しい環境におかれています。このため、厚生労働省においては、被災地自治体や関係団体と連携して状況の把握に努めるとともに、被災地のニーズを踏まえて、支援者の派遣や援護の必要な方の施設等への受入れを進めています。また、発達障害のある方の避難所等での支援の方法に関する情報を随時提供し、活用をお願いしているところです。
今後の被災地の復興に向けて、多くの課題を一つずつ解決すべく、厚生労働省としても全力を尽くしてまいります。
あわせて、自閉症をはじめとした障害のある方への支援について、これまでの関係者のご努力に敬意を表すとともに、周囲の方々に、御理解と温かいご配慮を改めてお願いいたします。
本日4月2日は第4回世界自閉症啓発デーです。また、本日から8日までは発達障害啓発週間です。
自閉症をはじめとする発達障害は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害です。その行動や態度は「自分勝手」とか「変わった人」「困った人」と誤解され、敬遠されることも少なくありませんが、それが、親のしつけや教育の問題ではなく、そうした脳機能の障害によるものだと理解すれば、周囲の人の接し方も変わってくると考えられます。
平成20年から始まった、この「世界自閉症啓発デー」を契機として、自閉症をはじめとする発達障害の正しい理解を更に広げていくきっかけとしたいと考えています。
厚生労働省としても、当事者の声をしっかりと聞きながら、発達障害のある方々がそれぞれの力を発揮できる社会の実現に全力で取り組んでまいりますので、国民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
※ 発達障害啓発週間(4月2日〜4月8日)については、世界自閉症啓発デーの制定を踏まえ、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会による決定事項であり、日本独自の取り組み。
※ 世界自閉症啓発デー2011・シンポジウムについては、実行委員会内の話し合いにより延期することに決定。
高木義明文部科学大臣メッセージ
このたびの地震や津波でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心より御見舞い申し上げます。一人でも多くの不明者の方の御無事が確認され、被災地域が一日も早く復興されますことを祈念いたします。
本日4月2日に、平成19年12月に国連において制定された「世界自閉症啓発デー」は4年目を迎えました。また、日本では本日から8日までを「発達障害啓発週間」として、自閉症をはじめ発達障害についての正しい理解の啓発に、国民の皆様と共に取り組むという活動を行っております。
文部科学省としても、幼稚園、小学校・中学校、さらに高等学校等に在籍している、自閉症をはじめ発達障害のある子どもたち一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な教育支援を行うことができるよう、関係機関が連携した特別支援教育の体制整備を進めているところです。
この「世界自閉症啓発デー」を契機に、すべての教育関係者が、自閉症をはじめ発達障害のある子どもたちやその保護者の方々の気持ちに寄り添った支援について真摯に考え、実践していただきたいと強く願うとともに、すべての子どもたちが、生き生きと充実した学校生活を送ることができるよう、文部科学省としても一層の努力をして参ります。
蓮舫内閣府特命担当大臣メッセージ
この度の平成23年東日本大震災により亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表し、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。また、復旧・被災者支援に携わっておられる関係者・ボランティアの皆様に感謝申し上げます。
さて、本日4月2日は、国連が制定した「世界自閉症啓発デー」です。
自閉症を始めとする発達障害は、その障害の特性や必要な配慮について、一層の理解の促進が求められています。そのような中、この「世界自閉症啓発デー」を中心に様々な啓発活動が行われることは、大変意義深いことと考えております。
政府は、障害者権利条約(仮称)の締結に必要な国内法の整備を始めとする障害者制度の集中的な改革を進めており、この3月には、内閣総理大臣を本部長とする「障がい者制度改革推進本部」において、障害者基本法の改正案が了承されました。
この改正案には、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指すことなど、今後の障害者施策を進める上での基本となる考え方を盛り込んでおり、我が国はいま、障害者制度改革の大きな一歩を踏み出そうとしているところです。
本日の「世界自閉症啓発デー」を契機に、政府としても、国民の理解の一層の促進を図るとともに、引き続き、福祉、医療、教育、就労などの各分野において、総合的な施策の展開を図ってまいります。
社団法人日本自閉症協会として設置している相談事業の窓口
各都道府県政令指定都市自閉症協会
全国各地に設置されている発達障害者支援センター
他にも、相談したい内容によって病院、施設、各種機関などいろいろなところがあります。地域によっても違いがありますので、よくわからない場合は上記の各窓口にお問い合わせください。
世界自閉症啓発デーに合わせて検討していた東京タワーのライトアップは中止といたしました。
こちらから公式サイトをご覧ください。
■ 世界自閉症啓発デー2012・シンポジウム
日 時:平成24年4月7日(土) 10:00〜16:30
場 所:灘尾ホール(東京都千代田区霞が関3-3-2)
テーマ:『私たちの育ちを信じて!愛して!』
内 容:
(1)式典
(2)シンポジウム
・テーマ「私たちの強みと生きにくさ」
・シンポジスト:当事者、保護者、福祉分野に関わる支援者
(3)被災地からのその後の報告
・テーマ「3.11当事者と家族の現実!」
・現地報告:宮城県・茨城県・福島県
・支援者報告:医療・教育・報道から
(4)当事者によるアート&ミュージック
・テーマ「輝く明日へ」
(5)宣言「世界自閉症啓発デー2012」
定 員:500名
※参加の申し込みの受付は、2月中旬より開始します。
■ 東京タワーライトアップ企画(場所:東京タワー)
(1)東京タワーブルーライトアップ日時:平成24年4月2日(月) 18:15〜
(2)パネル展示
日時:平成24年3月23日(金)〜4月8日(日)
■ 各地の取り組み
都道府県政令指定都市自閉症協会の取り組みをご紹介いたします。※ 現在表示している内容は、昨年の取り組みです。
目次
- 世界自閉症啓発デーとは? 国連が定めた世界自閉症啓発デーについて簡単にご説明いたします。
- 日本自閉症協会の取り組み 日本自閉症協会の取り組みについてご紹介します。
- 都道府県政令指定都市自閉症協会の取り組み 全国各地における取り組みについてご紹介いたします。
- 発達障害啓発週間とは? 発達障害啓発週間について簡単にご説明いたします。
- 潘基文国連事務総長メッセージ 世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せる潘基文国連事務総長メッセージをご紹介いたします。
- 厚生労働大臣メッセージ 世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せる細川律夫厚生労働大臣メッセージをご紹介いたします。
- 文部科学大臣メッセージ 世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せる高木義明文部科学大臣メッセージをご紹介いたします。
- 内閣府特命担当大臣メッセージ 世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せる蓮舫内閣府特命担当大臣メッセージをご紹介いたします。
- 自閉症に関する相談はどこにすればいい? 自閉症に関する相談の窓口をご紹介いたします。
- 東京タワーのライトアップは中止となりました 世界自閉症啓発デーに合わせて検討していた東京タワーのライトアップは中止といたしました。
世界自閉症啓発デーとは?
平成19年12月18日の国連総会において、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、世界各地において自閉症に関する啓発の取り組みが行われています。 これに対応し、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発活動に取り組んでいます。 シンポジウム、ポスター・パンフレットの配布、ホームページを通じた啓発等の活動は、多くの皆様に自閉症について理解していただくことを目的としています。 今後、一人ひとりの理解が深まり、自閉症の人々にとっても暮らしやすい社会となることを、私たちは願っています。■ 世界自閉症啓発デー 公式サイト
■ 世界自閉症啓発デー(4月2日)の発足に寄せる
潘基文国連事務総長メッセージ
■ 国連広報センター プレスリリース(事務総長声明やメッセージ等)
日本自閉症協会の取り組み
(社)日本自閉症協会は、厚生労働省および関係する諸団体と世界自閉症啓発デー・日本実行委員会を組織して「世界自閉症啓発デー・シンポジュウム」の開催を中心とする企画の実行に加え、日本全国で各種の取り組みを行います。- 日本各地(都道府県政令指定都市自閉症協会)における取り組み
(社)日本自閉症協会にはすべての都道府県と2つの政令指定都市に地域ごとの活動を行う組織(都道府県政令指定都市自閉症協会)があり、それぞれの組織ごとに啓発活動に取り組んでいます。
共通の資材(世界自閉症啓発デーのポスター、リーフレット)の掲示、配布に加えて、独自のポスターやリーフレットの作成、地元のテレビ局や新聞社などの協力を得るなど、各種の啓発活動を展開しています。
また、独自にあるいは地域の行政の協力を得て、イベントも企画しています。
全国、各地で行われるイベントなどの情報は、こちらをご覧ください。
発達障害啓発週間とは?
日本発達障害ネットワークでは関係団体とともに、4月2日の世界自閉症啓発デーの制定の機に、4月2日からの一週間(4 月2 日〜8 日)を、国内における「発達障害啓発週間」とし、発達障害について、広く国民の皆さまに知っていただくことにより、発達障害のある人とその家族への理解と支援の輪が広がるよう、「発達障害の支援を考える議員連盟(超党派による国会議員137 名が加盟)」や国及び地方公共団体とも連携し、全国各地の発達障害のある人やその家族や支援者の皆様に呼びかけ、各種のイベント等を展開します。
世界自閉症啓発デー(4月2日)の発足に寄せる 潘基文国連事務総長メッセージ
<2011年4月2日>まず初めに,先月日本を襲った災害から復興されている,日本政府及び日本の皆様に対する私の連帯感を表明いたします。
世界自閉症啓発デーがこのように記念されることは,日本が,過去数週間におきた痛ましい出来事にもかかわらず,この重要な問題に関して取組を進めていることの証しです。
皆様は、自閉症の人々に配慮するからこそ,本日のこの日に思いを一つにしておられます。その人々の直面する課題を理解しておられます。そしてその解決方法を見いだす決意をされています。
これは国連にとって非常に重要な問題です。そして,個人的なことを申し上げれば,私の家族にとっても重要です。私の妻は,自閉症啓発のための国連アドボケートの一人です。私は,彼女の活動を誇りに思い,私自身も皆様にご挨拶できるこの機会に感謝しております。 我々の共通のゴールは,普遍的な人権を,自閉症の子どもと人々を含む,障害を持つ人々にとって,現実のものとすることです。
自閉症の人々は,しばしば,そのニーズに対して十分な支援を得られず,差別に耐え,さらに虐待を受けることさえあります。これは看過できることではありません。自閉症の人々は,最大の敬意と配慮を受けるに値します。これは倫理的な義務です。そして,我々が共有する社会に対して,彼らが最大限に貢献できるようにする最良の方法なのです。
世界自閉症啓発デーは,関係する全ての人々に手をさしのべ,より包容し(inclusive)配慮する(caring)世界をつくるための,重要な機会です。
この取組は,我々全てを豊かにするものとなるでしょう。自閉症の子どもを持つひとりの母親が言いました。「私の娘は長い道のりを歩いてきたが,私も長い道のりを歩いた。」我々はともに,普遍的な人権を実現し,自閉症の子どもと人々のもつ大きな可能性を実現する道を,歩もうではありませんか。
<第1回 世界自閉症啓発デーの時のメッセージ>
世界はきょう、第1回の「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)を迎えました。私は、カタール国が先頭に立って推進したこの重要なイニシアチブをたたえるとともに、発育障害を抱える子どもたちに関する啓発活動にリーダーシップを発揮されたシェイカ・モーザ・ビント・ナサ・アル・ミスネッド・カタール首長妃殿下に対し、称賛の拍手を送りたいと思います。妃殿下のビジョンとイニシアチブは、アラブ地域だけでなく、全世界で障害を抱える子どもたちとそのコミュニティのエンパワーメントに大きく貢献しています。
国連はこの日、障害を持つ人々の権利と福祉を守るという決意を再確認します。この決意は、万人の普遍的人権という国連の基本理念に根ざすものです。国連ファミリーはその創設以来、発育障害を持つ子どもを含む障害者の権利と福祉を推進してきました。世界人権宣言が採択60周年を迎え、しかも2006年に国連総会で採択された「障害者の権利に関する条約」の発効が期待される2008年に、「世界自閉症啓発デー」が発足したことは、特に意義深いといえます。
障害を持つ子どもたちの普遍的人権の推進にあたり、将来のコミュニティの一員として、国民の一人として、また、国際社会の正式な一員として、こうした子どもたちが活躍できるような環境の整備に全力を尽くそうではありませんか。決意や創造性、そして希望を持って毎日、自閉症に立ち向かい続けている子どもたちとその家族の勇気に、敬意を払おうではありませんか。そして、そのエンパワーメントとニーズへの対応に今すぐ取り組むことで、将来の子どもたち全員がより広く参加し、能力を発揮し、権利を行使できるような社会を作っていこうではありませんか。
世界自閉症啓発デー(4月2日)の発足に寄せる 厚生労働大臣メッセージ
細川 律夫 厚生労働大臣メッセージ
「第4回世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せて」
東北地方太平洋沖地震により被災された皆様方に、心からのお見舞いを申し上げます。国民の皆様には、被災地に向けて多くの御支援をいただいていることに対して、心から感謝を申し上げます。
現在も被災地では多くの住民が避難所での生活を強いられ、不安な日々を過ごされている状況にあります。その中には、自閉症をはじめとする発達障害のある方も含まれ、生活環境の変化への対応などの面で、より困難で厳しい環境におかれています。このため、厚生労働省においては、被災地自治体や関係団体と連携して状況の把握に努めるとともに、被災地のニーズを踏まえて、支援者の派遣や援護の必要な方の施設等への受入れを進めています。また、発達障害のある方の避難所等での支援の方法に関する情報を随時提供し、活用をお願いしているところです。
今後の被災地の復興に向けて、多くの課題を一つずつ解決すべく、厚生労働省としても全力を尽くしてまいります。
あわせて、自閉症をはじめとした障害のある方への支援について、これまでの関係者のご努力に敬意を表すとともに、周囲の方々に、御理解と温かいご配慮を改めてお願いいたします。
本日4月2日は第4回世界自閉症啓発デーです。また、本日から8日までは発達障害啓発週間です。
自閉症をはじめとする発達障害は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害です。その行動や態度は「自分勝手」とか「変わった人」「困った人」と誤解され、敬遠されることも少なくありませんが、それが、親のしつけや教育の問題ではなく、そうした脳機能の障害によるものだと理解すれば、周囲の人の接し方も変わってくると考えられます。
平成20年から始まった、この「世界自閉症啓発デー」を契機として、自閉症をはじめとする発達障害の正しい理解を更に広げていくきっかけとしたいと考えています。
厚生労働省としても、当事者の声をしっかりと聞きながら、発達障害のある方々がそれぞれの力を発揮できる社会の実現に全力で取り組んでまいりますので、国民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
※ 発達障害啓発週間(4月2日〜4月8日)については、世界自閉症啓発デーの制定を踏まえ、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会による決定事項であり、日本独自の取り組み。
※ 世界自閉症啓発デー2011・シンポジウムについては、実行委員会内の話し合いにより延期することに決定。
世界自閉症啓発デー(4月2日)の発足に寄せる 文部科学大臣メッセージ
高木義明文部科学大臣メッセージ
このたびの地震や津波でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心より御見舞い申し上げます。一人でも多くの不明者の方の御無事が確認され、被災地域が一日も早く復興されますことを祈念いたします。
本日4月2日に、平成19年12月に国連において制定された「世界自閉症啓発デー」は4年目を迎えました。また、日本では本日から8日までを「発達障害啓発週間」として、自閉症をはじめ発達障害についての正しい理解の啓発に、国民の皆様と共に取り組むという活動を行っております。
文部科学省としても、幼稚園、小学校・中学校、さらに高等学校等に在籍している、自閉症をはじめ発達障害のある子どもたち一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な教育支援を行うことができるよう、関係機関が連携した特別支援教育の体制整備を進めているところです。
この「世界自閉症啓発デー」を契機に、すべての教育関係者が、自閉症をはじめ発達障害のある子どもたちやその保護者の方々の気持ちに寄り添った支援について真摯に考え、実践していただきたいと強く願うとともに、すべての子どもたちが、生き生きと充実した学校生活を送ることができるよう、文部科学省としても一層の努力をして参ります。
世界自閉症啓発デー(4月2日)の発足に寄せる内閣府特命担当大臣メッセージ
蓮舫内閣府特命担当大臣メッセージ
この度の平成23年東日本大震災により亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表し、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。また、復旧・被災者支援に携わっておられる関係者・ボランティアの皆様に感謝申し上げます。
さて、本日4月2日は、国連が制定した「世界自閉症啓発デー」です。
自閉症を始めとする発達障害は、その障害の特性や必要な配慮について、一層の理解の促進が求められています。そのような中、この「世界自閉症啓発デー」を中心に様々な啓発活動が行われることは、大変意義深いことと考えております。
政府は、障害者権利条約(仮称)の締結に必要な国内法の整備を始めとする障害者制度の集中的な改革を進めており、この3月には、内閣総理大臣を本部長とする「障がい者制度改革推進本部」において、障害者基本法の改正案が了承されました。
この改正案には、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指すことなど、今後の障害者施策を進める上での基本となる考え方を盛り込んでおり、我が国はいま、障害者制度改革の大きな一歩を踏み出そうとしているところです。
本日の「世界自閉症啓発デー」を契機に、政府としても、国民の理解の一層の促進を図るとともに、引き続き、福祉、医療、教育、就労などの各分野において、総合的な施策の展開を図ってまいります。
自閉症に関する相談はどこにすればいい?
社団法人日本自閉症協会として設置している相談事業の窓口
各都道府県政令指定都市自閉症協会
全国各地に設置されている発達障害者支援センター
他にも、相談したい内容によって病院、施設、各種機関などいろいろなところがあります。地域によっても違いがありますので、よくわからない場合は上記の各窓口にお問い合わせください。
東京タワーのライトアップは中止となりました
世界自閉症啓発デーに合わせて検討していた東京タワーのライトアップは中止といたしました。