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タイトルRe: 書籍『ハイパーワールド』刊行のご案内
投稿日: 2017/02/28(Tue) 15:49
投稿者NTT出版・齋藤 博   <h0.saito@nttpub.co.jp>

書籍『ハイパーワールド:共感しあう自閉症アバターたち』(池上英子・著)の目次をご紹介します。
【本書目次】
★プロローグ
  高機能自閉症の大人、ジョンとの出会い
  アバターとして出会った自閉症の人々

★第一章 自閉症と出会う──仮想する脳を旅して
  自閉症は人間の脳の不思議への扉
  自閉症の人の知覚の特徴
  多数派の生活・文化で暮らす――異文化交流との相似
  究極の鏡としての自閉症
仮想世界で自分と出会う人々
  セカンドライフという仮想空間
  仮想世界のアバターたち――分身は成長する
  文明を創ってきた仮想の力
  アバターで哲学する方法
  仮想世界の臨場性と「座の文芸」
仮想エスノグラフィー、事始め
  ヴァーチャル研究所「ラ・サクラ」の誕生
  「仮想空間のマザー・テレサ」ジェントル・ヘロンとの出会い
  仮想世界に集う自閉症当事者たち
  大人になった自閉症の人たちは世界をどう認識しているか
  自閉症研究の新しい課題
  会話する自閉症アバターたち――仮想自助グループで安全につながる
  「アバターはみんな自閉症的だ」
  過剰な情報が引き算された世界
  知覚過敏と情報の絞り込み
  ニューロダイバーシティの時代

★第二章 自閉症の社会史──カテゴリーは人をどう動かしてきたか
自閉症カテゴリーの発達
  自閉症の歴史の重要性
  カテゴリーの影響
  米国における自閉症の歴史
自閉症の登場
  「自閉症」の登場と冷蔵庫マザー
  冷蔵庫マザー理論への疑問
  自閉症はスペクトラム
「自閉症」のカミングアウト
  一周遅れの自閉症マイノリティ運動――米国での動き
  テンプル・グランディンの登場
  自閉症を個性として活かしたグランディン
  進化を遂げたグランディン
  自閉症当事者たちの自叙伝の出版
ハリウッドの貢献
  映画「レインマン」の登場
  ダスティン・ホフマンの役作り
  レインマン現象
親たちを不安にさせた自閉症の原因説
  自閉症流行病説のインパクト
  予防接種原因説の恐怖
  自閉症「大流行」を覆す社会学的研究
発言し、行動する親たちと市民団体
  米国市民社会の伝統
  自閉症研究に介入する親たちの団体――「自閉症を今こそ治癒しよう財団」など
  全米規模の「自閉症は発言する財団」――発足と課題
  ヘッジファンドの巨富を活かす「サイモンズ財団」――遺伝子研究の発展と課題
コンピュータと脳神経科学の時代のニューロダイバーシティ
  声をあげはじめた自閉症当事者たち
  インターネットと脳神経科学の進展
  ニューロダイバーシティの哲学と「ギーク」文化

★第三章 過剰なる脳内世界──仮想空間の自閉症アバターたち
自閉症的経験を考える
  自閉症アバターの多様性
  欠如か過剰か
  自閉症的経験とはなにか
  身体的な心、心的な身体
概念の規定なしに直接体験される世界
  「私の言葉で」――自閉症の自然言語を求めて
  身体化して発話することの困難
  言葉と自閉症の不思議な関係
  音楽こそが言葉――デレク・パラヴァチーニ
  自閉症当事者運動の難しさ――聴覚障害者との違い
  自閉症当事者マーガレット
  瞑想的な心と自閉症的な心
  異星からの大使
自閉症自助グループに集うアバターたち
  仲間内の気取らない会話
  「不気味の谷」か「特別視」か――現実社会で苦しむ当事者たち
  週一回の会合は二時間続く
  橋を架ける人、司会のアニス
  明晰な頭脳、重い身体のウッディ
  トランスで仮想空間を生きる常連のカレン(サリー、ジョセフ)
  高機能の生きづらさを強いられるラディアント
  グループ参加のメリット
アバターが語る自閉症体験
  共感しあうアバターたち
  他者の心が読めないのは、お互い様
  ルールをめぐる態度のすれ違い
  社交辞令と正直――NTとのすれ違い
  感覚過敏と感覚情報の過剰負担
  過剰負荷で自己をコントロールできなくなるメルトダウン
  予測の困難からくる不安
  無理はしないが一番か
  自分を知り、違いを知る
  共感覚の美しい世界
  過剰なる脳の発達とその編集
  ハイパーワールドを生きる強烈な人々

★エピローグ
  トビウオの飛翔を追って――無縁的自由空間で輝く自閉症アバターたち
  波間の船の上で揺れる観察者
  米国での言語・文化マイノリティの体験から
  ジョンとの再会


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