タイトル | : 死生学・私の声 |
記事No | : 3551 |
投稿日 | : 2018/12/07(Fri) 20:42 |
投稿者 | : 福豆 |
こんばんは。 「安楽死」「尊厳死」を望む人もいるかもしれません。 人工呼吸器・IVH・在宅酸素療法・膀胱の留置カテーテル・人工透析・インスリン注射。 自分の臓器で排便・排尿ができるときはいいのですが、ストーマを使わなければならなかったとき、「誰でもトイレ」がどこにでもあるわけでもなく、とても困ったものです。 人工関節の手術はオピオイドを入れるので困りません。 でも、手術後の人工呼吸器や、身体が弱っているときのHOT酸素など、苦しくて苦しくて、死にたい・もう殺してほしいと思ったものです。 特別障碍者とか・難病患者として生きたとしても、お役所の見守り対象者のリストに載っているので、羽目を外すこともできません。 そんな中でも、海に連れて行ってほしいと願い・無理を聞き入れてもらったこともあります。 海には入れませんが、車いすを押されながら、頬に潮風を感じることもできました。 一度海を見ることができたので、その向こうにある外国のこととか、遠くに思いをはせることもできました。 生きたいと願いながら生きられなかった人を思えば、贅沢です。
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