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タイトル相続と成年後見人
記事No4106
投稿日: 2022/06/22(Wed) 10:37
投稿者ベアトリス
診断時に典型的な自閉症と言われ、これまで身辺自立に重点をおいていろいろ教えてきました。
日常生活や特例子会社での仕事のことは今のところ問題はないようです。
そろそろ将来のことを準備していかないとなぁと思っています。
日常的な問題は後見的支援制度を利用するとして。
本人は一人暮らしがしたいらしいのでグループホームのことは今後話し合っていく予定。

一番の問題は「相続」できれば成年後見人をつけたくない。
せっかく給与を自分でやりくりしながら頑張って仕事をしている息子の生活が不自由になる気がして。
銀行口座を握られたらきっと労働意欲にも関わると思うし、なにせその都度相談のできる子ではない。

相続手続き、不動産の売買、相続税の計算、私でも難しいのに。
ただ生命保険がおりるから大丈夫ではないんですよね。

そこを乗り越えて福祉を利用しながら自立してる方の体験談がわかるといいのですが。

タイトルRe: 相続と成年後見人
記事No4107
投稿日: 2022/06/28(Tue) 20:20
投稿者サラダ
ペアトリス様

親亡き後・・・心配ですね。

金銭管理や生活の場については、多くの方が心配しておられます。
一人ひとり、できることに違いがありますし、お住まいの地域やいろ
いろな条件に違いがありますので、誰でも同じようにすればよいとい
うわけではありませんが、特例子会社で働いておられ、日常のことはあ
る程度自分で対応できるということですので、そのことを前提に私
が思うことを書かせていただきます。
また、私も自閉症で知的障害のある子どもの親ですが、福祉関係の事
業を行っており、グループホームも運営していて、いろいろな状態の
方にご利用いただいていますので、そこで実際に行っていることを参
考に書かせていただきます。

成年後見人については、私が運営している事業所では、多くの方は必
要ありません。具体的には、グループホームにおいて利用者さんのそ
れぞれの生活に関わっていますので、ご本人との信頼関係ができてい
ますし、一人ひとりが必要とされる支援についても、基本的には理解
をしているためです。

成年後見人をつけていませんので、決定権はご本人が持っています。
しかし、人によっては金銭管理をするための力に違いがあります。

何かを買いたい時に、財布の中に入っている範囲であれば、自分で買っ
てくることができる方は、少なくありませんが、財布の中に入って
いるお金が1週間分であったとしても、自分で計画的に使うことが難
しいというような方もおられます。我慢することが苦手で、計画的に
使うことができず、すぐに買いたくなってしまう方もおられます。

このようなことについて、グループホームの職員が相談にのって、生
活が成り立つように、また、本人が納得できるようにしなければなり
ません。


金銭出納帳をつけ、領収書も貼り付けるなど、間違いがおきないよう
にしています。

銀行口座を握って、不正を働くようなことはできない仕組みです。
不正を働けば、法人がつぶれて私の子どもも路頭に迷いますので、不
正が起きないように運営しています。また、本人がこのようなことに
ついて納得できなければ、いろいろなところで問題がでてきますので
ご本人の理解や納得は、グループホームの運営全体にも影響する、と
ても大切なことです。

親が亡くなられている方もおられますので、病院の利用や、いろいろ
な相談にも乗らせていただいています。

自閉症の特性を持つ方は少なくありませんので、障害特性の基本的な
ことは職員さんには勉強していただいています。


グループホームもいろいろあり、経営されている方や職員さんの違い
もありますので、実際のところは見学をされ、さらに質問をしていた
だき、よく確認をしていただいて、ご判断いただくことが必要です。

その他、運営の仕方も違いがありますし、生活にかかる費用もグルー
プホームによって大分違いがあります。

ご質問はグループホームを中心としたことではありませんでしたが、本
人の支援ということでは、わかりやすいかと思い、グループホーム中心
に書かせていただきました。少しでもご参考になれば幸いです。

タイトルRe^2: 相続と成年後見人
記事No4112
投稿日: 2022/07/05(Tue) 22:36
投稿者ベアトリス
サラダ様、ありがとうございます。

> ご質問はグループホームを中心としたことではありませんでしたが、本
> 人の支援ということでは、わかりやすいかと思い、グループホーム中心
> に書かせていただきました。少しでもご参考になれば幸いです。

息子の住む地域では後見的支援制度の利用とグループホームに関する窓口が同じ場所になっているので、定期的に話に行ける場所として定着すればいいなと願っています。

タイトルRe: 相続と成年後見人
記事No4108
投稿日: 2022/06/30(Thu) 17:47
投稿者夕焼け雲
ベアトリスさん、はじめまして。
相続についてですが、ベアトリスさんが亡くなられて息子さんが相続人となるケースの話ですよね。

その場合、もし遺言書を書いていない場合で、相続人が複数の場合は相続人全員で遺産分割協議をすることになると思います。
これは法律行為となるので、もし息子さんに判断能力がないとされた場合は成年後見人をつけることが求められてしまいます。
ですから、相続の際に成年後見人をつけたくない場合は、遺産分割協議をしないですむように、あらかじめ遺言書を書いておくことをお勧めします。
不動産の売買については、これも法律行為ですので、成年後見人をつけていない場合は、少し難しいと思います。

実は、私も息子(重度知的障害・自閉症)が成人を過ぎたとき、悪徳契約の被害などにあわないように、せめて私が生きている間は・・・との思いで、自分で息子の成年後見人になることを検討したことがありました。
ここから少し本題から外れてしまいますが、そのとき勉強してみて後見人としての申請を辞めた理由を書かせてください。

一つは、自分(家族)が後見人に選ばれない場合があると知ったことです。
それまで、少しでも息子の将来のためにと、わずかずつですが息子名義の貯蓄をしていた結果、ある程度財産を持っていると家族は後見人に選ばれないと教えられました、その額は当時で1000万円、現在は500万円程度と聞きました。

もし家庭裁判所が第三者を後見人に選定したら、息子が死ぬまで報酬を払い続けなければいけません。
家族の場合は、報酬辞退もできますが、第三者の場合はその額は家庭裁判所で決められてしまいます。
その報酬額は目安として、財産1000万円以下でも月額2万円、年額24万円ぐらいが目安とのこと、息子がこれから50年生きるとして、合計1200万円ものお金を、障害基礎年金や月々の給料から払っていくことになります。それだけあれば、息子にもっと楽しいことをさせてあげられると思いました。

もう一つためらったのは、成年後見制度の目的の一つが本人の財産管理にあるということです(もう一つは身上監護)。すなわち、本人の財産を減らさない、無駄な出費はさせないということになります。
ベアトリスさんの言われるように「銀行口座を握られ」、日常の生活費や、せいぜい嗜好品ぐらいしか認められなくなるおそれがあるということです。
本人の好きな(後見人や裁判所からすると無駄なお金かもしれませんが)坂道グループのツアーコンサートや、海外旅行へのお金は、「財産が減る」と出してくれないように思います。
親としては、ある程度の無駄使いもしながら、楽しい人生を送ってほしいですね。財産を減らさず生きて、通帳残高だけ増えて死んでいくような人生を望んではいません。

もちろん、後見人ではなく、もっと本人の自由度の高い保佐人、補助人に託せればいいのかもしれませんが、これも重度の知的障害の息子では、「後見」と診断されてしまうでしょう。ここでも親や本人からの選択希望は、制限されてしまうのが現在の成年後見制度です。

もっと本人に選択の幅を広げ、人生を充実できるような制度に変えていこうという動きもあるようなので、今のところそれに期待して、息子に成年後見人をつけるのは保留しています。
自閉症協会にもここで動いてほしいですね。

タイトルRe^2: 相続と成年後見人
記事No4113
投稿日: 2022/07/05(Tue) 22:45
投稿者ベアトリス
夕焼け雲様、ありがとうございます。

> もっと本人に選択の幅を広げ、人生を充実できるような制度に変えていこうという動きもあるようなので、今のところそれに期待して、息子に成年後見人をつけるのは保留しています。
> 自閉症協会にもここで動いてほしいですね。

私もそう思ってきましたが、民法改正で逆に追い詰められてますよね。
ちゃんと説明すれば判断できる能力があったとしても、取引の場では障害者だからというだけで成人後見を求められてしまう可能性が高い。
あまり希望は持てません。

タイトルRe: 相続と成年後見人
記事No4111
投稿日: 2022/07/05(Tue) 20:07
投稿者ベアトリス
相談ではなく当事者の方の体験をお聞きできる場を探してるんですよね。。。難しいのかな。

一人暮らしをする上で必要なことはこれまで教えてきたし、本人もやりくりなどは節約も含め自分でできる子です。
私がいなくなることでの心配はまったくないといってもいいくらい親子で頑張ってきたので。

サラダさん、夕焼け雲さん、ありがとうございました。

一般的な日常生活を送る上での判断能力や行動力は十分あるのに、おそらく一生に一度しかない「相続」という非日常的なことのために、彼が成年後見制度に一生がんじがらめにならないといけないのか

という問題を回避するためにジタバタしております。

遺言書だけではなく遺言執行人の問題もあり、うちのように一般的ではないケースでは信託銀行を利用するのも難しく。
相続物がマンションのため仮に相続放棄をさせても管理責任は息子に負わせることになってしまいます。

私の財産であれば、私が相続の現場にいるのであれば、できることはなんでもするのですが。
私自身が今は相続関係者ではない上に、私に後見人がつきかねない状態で。
元夫が重い腰をあげてくれるように資料を揃えて説得することにします。

ドラマや映画のように弁護士さんにすべておまかせなんてできるほどの財産があればこんなに悩まないんでしょう。
(再婚を考えているお相手でもいてくれたなら少しは安心なのに、などと考えてしまったり)

複雑な家庭事情もありまして具体的な環境をお話しできず、わかりづらい投稿で申し訳ありませんでした。

タイトルRe^2: 相続と成年後見人
記事No4114
投稿日: 2022/07/07(Thu) 10:12
投稿者夕焼け雲
参照先https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/event/year/2022/220725_2_chirashi.pdf
ベアトリスさん、お返事ありがとうございます。夕焼け雲です。

私の体験談ではなくて申し訳ないのですが、もしかすると参考になるかもしれないセミナーをご紹介します。

7月25日(月) 18:00〜20:00 オンラインでの日本弁護士会主催の連続学習会で、
第1回は「これからの成年後見制度の在り方とは 〜必要なときだけ使えないの?〜」というテーマです。

この制度を必要なとき、必要な期間、必要な範囲に限定して利用できないのか、という課題についての話です。
基調講演の後、当事者からの問題提起もあるそうなので、ベアトリスさんが聞きたい体験談も出てきそうですね。
参加費は無料ですが、定員500名とのことなので、興味がおありでしたら早め(7/20締切)に申し込まれてはいかがでしょう。

詳しくは、上のURLのチラシをご覧ください。

タイトルRe^3: 相続と成年後見人
記事No4115
投稿日: 2022/07/12(Tue) 14:24
投稿者ベアトリス
情報ありがとうございます。
わたしは体調の問題でそういった会にはもう参加できないのですが、残された時間でできる限りの準備をしたいと思います。

タイトルRe: 相続と成年後見人
記事No4116
投稿日: 2022/07/16(Sat) 02:44
投稿者匿男
> 診断時に典型的な自閉症と言われ、これまで身辺自立に重点をおいていろいろ教えてきました。
> 日常生活や特例子会社での仕事のことは今のところ問題はないようです。
> そろそろ将来のことを準備していかないとなぁと思っています。
> 日常的な問題は後見的支援制度を利用するとして。
> 本人は一人暮らしがしたいらしいのでグループホームのことは今後話し合っていく予定。
>
> 一番の問題は「相続」できれば成年後見人をつけたくない。
> せっかく給与を自分でやりくりしながら頑張って仕事をしている息子の生活が不自由になる気がして。
> 銀行口座を握られたらきっと労働意欲にも関わると思うし、なにせその都度相談のできる子ではない。
>
> 相続手続き、不動産の売買、相続税の計算、私でも難しいのに。
> ただ生命保険がおりるから大丈夫ではないんですよね。
>
> そこを乗り越えて福祉を利用しながら自立してる方の体験談がわかるといいのですが。

タイトルRe^2: 相続と成年後見人
記事No4117
投稿日: 2022/07/16(Sat) 03:04
投稿者匿男
> > 診断時に典型的な自閉症と言われ、これまで身辺自立に重点をおいていろいろ教えてきました。
> > 日常生活や特例子会社での仕事のことは今のところ問題はないようです。
> > そろそろ将来のことを準備していかないとなぁと思っています。
> > 日常的な問題は後見的支援制度を利用するとして。
> > 本人は一人暮らしがしたいらしいのでグループホームのことは今後話し合っていく予定。
> >
> > 一番の問題は「相続」できれば成年後見人をつけたくない。
> > せっかく給与を自分でやりくりしながら頑張って仕事をしている息子の生活が不自由になる気がして。
> > 銀行口座を握られたらきっと労働意欲にも関わると思うし、なにせその都度相談のできる子ではない。
> >
> > 相続手続き、不動産の売買、相続税の計算、私でも難しいのに。
> > ただ生命保険がおりるから大丈夫ではないんですよね。
> >
> > そこを乗り越えて福祉を利用しながら自立してる方の体験談がわかるといいのですが。

福祉の窓口から相談してその都度専門の人につないでいただけることがあります。
ある程度情報を集めて「年金の話がしたい」「自立支援の話がしたい」と言うような公的支援や行政サービスの相談をして専門家につないでいただく。
でも本人(当事者)でしたら「お金の計算が出来るようにしたい」とか「一人暮らしの相談がしたい」とか「消費者トラブルに遭った」と言う相談する窓口・担当者を確保しておくに越したことはありません。
常設でそういう人がいたらなと言うときに後見人がいるといいのかもしれないですがそれが必要ないとされるような方なら(スレ主さんの文章を拝読するとそのように書かれているので)自分の足で手続きを補佐してもらえるような「士業」の方にその都度相談できるような窓口に自分で連絡してつながれるようにしておくしかないのではないでしょうか。
一般の人が「士業」の方につながるのと同じようにするにはハードルがあるようでしたら「地域生活支援センター」とか「地域包括支援センター」とかでも関連したお役所の窓口を教えてくれます。
士業の人を通さずとも福祉と付き合っていく道がたどれるくらいの機能がある人なら心配はありませんけど。

タイトルRe^3: 相続と成年後見人
記事No4118
投稿日: 2022/07/22(Fri) 05:37
投稿者ベアトリス
> 一般の人が「士業」の方につながるのと同じようにするにはハードルがあるようでしたら「地域生活支援センター」とか「地域包括支援センター」とかでも関連したお役所の窓口を教えてくれます。
> 士業の人を通さずとも福祉と付き合っていく道がたどれるくらいの機能がある人なら心配はありませんけど。

匿男さん、ありがとうございます。

20年ほど親子で共に福祉と関わってきましたし、障害年金も本人に手続をさせ無事に支給されております。
日常に関することは後見的支援制度の利用でさほど心配はありません。

あとは相続の問題だけなのですが、依頼人は私でも息子でもないので情報を集めております。
当の息子の父親に説明して動いてもらうよう説得するしかなさそうなので私が存命のうちにやれることをやろうと思います。