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災害によるPTSD(外傷後ストレス障害)に注意

■ 災害時の情緒的反応のひとつに「 外傷後ストレス障害(PTSD)」があります
 非常に強い恐怖・驚愕・絶望を伴う体験をした後に起こる特徴的な症状であり、体験後数週間から数年にわたって持続したり、数ヵ月以上たってから症状が現れることもあります。子どもに見られるPTSDの症状は次の3つです。
@怖体験を思い出して混乱する(フラッシュバック)
A反応が低下する―災害の恐怖体験を避けるため、人との接触を嫌い、まわりの人に反応しなくなる
B醒レベルが上昇する―恐怖が沸き起こり落ち着かなくなりイライラし、情緒不安定になる

■ 子どものPTSDへの対応
●乳幼児への対応
@言葉かけ、抱きしめるなど身体的な接触を行い安心感を与える
A温かい飲み物を与え、安心して眠れるように配慮
C 由に遊べる場を用意し情緒的解放を図る
D どもの体験を十分に聞いてやる
D恐怖の体験を思い出してパニックになったら「今は大丈夫」と時間をかけて分かりやすく説明
●小学生への対応
@勇気づける
A手伝えることは手伝わせ、自分が役立っていることを自覚させる
B気がかりなことを話しあい、災害時と今は異なることを自覚させる
C友だち・仲間とよく遊ぶ
Dペット・玩具を失った悲しみについては十分に聞いてやり、誰でも悲しいのだということを伝える
E 害についての質問には真剣に答える
『教職員のための防災事典』「第7章災害と子供のメンタルヘルス」(山崎晃資)より抜粋
「自閉症の人と家族への心の支援を」(P21)も参照


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