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「要援護者名簿」と地域の助け合いで


■ 要援護者名簿で安否確認を
 柏崎市西山町(旧西山町)では、「個人情報と生命、どちらが大事ですか?」のキャッチフレーズで、要援護者を民生委員、町会長が100%把握していました。また、日頃のつきあいでお互いを良く知っているという利点もあって、2007年新潟県中越沖地震で被災したその日のうちに全員の安否確認ができました(要援護者名簿に登録したことが、うまくいった例です─出版部注)。
 (柏崎市西山町事務所に取材)
■ 見守ってくれてありがとう─ご近所の付き合いが一番
 2004年新潟県中越大震災発生直後に、まず手を差し伸べてくれたのは近所の方でした。中学生と自閉症の小学生のきょうだいを家に残して、お母さんはスーパーに買い物に行っていました。とるものもとりあえず帰宅したところ、普段から付合っている近所の方が子どもたちを助け出し、避難所の公園で毛布をかけてくれていたのです。普段からの向う三軒両隣の付合いが一番だとつくづく思いました。
 (新潟自閉症協会 坂内正文)
■ こんなサポートがあったら─地下鉄事故で
 2007年都営地下鉄大江戸線の停電事故の際、知的障害の青年(37歳)をさりげなくサポートされた方がいました。その方は、動かない電車の中でとまどっていた青年を、JRの駅まで一緒に歩き、電車に乗せてくれたそうです。お母さんのお礼の電話に、その方は「たまたま、そばにいただけ」と言われたとのこと。緊急時こそ、このような方が一人でも多くいてくださると安心です。
 (朝日新聞の投書欄から)

--- チェックシート ---
□ 要援護者名簿はありますか
□ 家の中にひとりで取り残されていませんか
□ 電車やバスで不安そうな人がいたら誘導を
□ ケガはないか、健康状態の確認を
□ 連絡先の確認を
□ 家や学校、所属先に安否の連絡を
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