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阪神・淡路大震災を経験して
―日常の活動が全てを決める

天災は平等ということはありません弱いところに「より厳しく」ふりかかりますいざという時・災害時の底力をつけるには「日常の活動」の充実を!

■ 障害者施設も地域の拠点
 阪神・淡路大震災を経験して一番言いたいこと。それは、防災のポイントは「日常の活動が全てを決める」ということです。例えば、法定施設はハード面で災害に強く、ソフト面でも、どんなに障害が重い人にでも対応できます。しかし、日々の施設のあり方や、積み上げてきたものが重要です。近所付き合いや、「報告・連絡・相談」がしっかり出来ていると、いざという時にも力を発揮します。

■ 情報発信の基地としての機能 ─日頃からのネットワークづくりを
 災害時には、情報収集が重要ですが、施設には、施設間、施設と行政、医療機関、保護者等とのネットワークが普段から整備されています。初動態勢の中で最も重要な安否確認と被災状況の把握が思いの他早くできたのも、それぞれが所属している施設、学校、作業所との連携が日頃からなされていたからです。
 また、拠点としての存在のためには、地域の避難所になることも考えて、日常から最低3日分の食料や飲料水、燃料の備蓄、人的資源・経済的資源・社会的資源の準備が必要です。

■ 司令塔としてのポイント
(社福・愛心園 福田和臣)


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