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避難所に行けない人たちもいます
─この人たちにこそ、福祉避難所が必要です  自閉症の人たちは、生活環境の変化に弱く、避難所での生活が難しかったり、家族も遠慮して、壊れた自宅に残らざるを得なく、自家用車に車中泊をしている場合があります。配給の受け取りに行きたくても、子どもを置いて行けない、連れて行けない家族もいます。その人たちにも配慮を

やむを得ず車中泊

 土曜日の夕方5時56分、私は車の運転中に被災しました。辛うじて帰宅。家族の無事を確認。町内会の指示で車に家族と毛布を積み、近所の方と公共の駐車場での避難となりました。養護学校小学部6年生、重度の自閉症のわが子は何が起こったのかも理解できずに、興奮し、奇声を発し、窮屈な車内で姿勢も変えられず、朝方になり疲れて眠りました。被害の大きな地域では、自閉症の家族は、避難所にも入れず車中泊や被害の少ない親戚の家に避難していました。
(新潟自閉症協会 坂内正文 2004年中越大震災の体験から)
--- チェックシート ---
□ 避難状況の確認(在宅や車中泊など)
□ 食事や毛布などの配給リストに漏れはありませんか
□ 車中泊エコノミー症候群など、健康上の注意を
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