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福祉避難所が必要

 平成12年9月11日、東海地域で豪雨による大水害が起きました。広報車の避難の呼びかけも雨音がかき消すほどの豪雨で、名古屋市の他、多くの地域で水害による避難者がでました。
 愛知県自閉症協会の会員で被災しても避難所に行った人は少なく、本人への負担も大きく、気遣いが大変な避難所よりも、車か家で過したようです。東海地震の可能性も高い地域ですが、人口5万人弱の私の町(東浦町)には、福祉避難所はないらしいと、知的障害者育成会の人たちと一緒に問い合わせたところ、私はその存在を知りませんでしたが、勤労福祉会館がすでに福祉避難所として選定されていることが分かり、安堵しました。現在は、防災マップにも明記されていて、誰にでもすぐに分かり安心できます。
 この施設は室数も多く、ホールもあり、要援護者の特性に合わせて必要な災害時支援を受けることができそうです。また、何よりも顔なじみの人たちと過ごせることで、本人たちは安心できることでしょう。避難所があっても、そこに居ることが難しい自閉症の人たちにとっては、福祉避難所が非常に重要であり、すべての自治体に必要なものです。
 (愛知県自閉症協会 大森隆太)

就労している自閉症の人に配慮を

(内閣府資料を参考に出版部で作成)

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